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「商品券デジタル化の普及促進で活気あふれる商店街を」
北区商店街連合会会長
北区商店街振興組合連合会理事長
成川 友英
北振連、北商連の皆さまには、日頃から商店街連合会の活動にご理解、ご協力をいただき、深く感謝申し上げます。
さて、今年の大型連休は概ね好天に恵まれコロナ以前の賑わいを取戻し、全国の繁華街や観光地が賑わいました。また、インバウンド需要も増加し、経済活動の活性化が見られるものの、お米をはじめとする諸物価の高騰や不安定な国際情勢、米国トランプ大統領の関税政策など国内経済に影響を及ぼす懸念材料があり、景気の回復は先が見通せない状況です。
このようななか、北区商店街連合会では生活支援の主要事業である「区内共通商品券事業」を、今年度はデジタル商品券「しぶさわくんPay」を7月に、紙商品券を10月に、ともに20%のプレミアムを付して発行いたします。行政と連携しながら、これまで以上に魅力ある商品券となるよう努めてまいります。
キャッシュレス電子決済が普及するなか、デジタル化未対応の店舗の皆さんには、デジタル商品券を積極的に導入していただくとともに、未加入店舗にも商店街への加入促進をお願いいたします。また、今後さまざまの機能を有し地域経済活性化の鍵となる「地域通貨」導入の検討を進めていきます。
昨年度から商店街コーディネーター巡回相談事業を実施し、各商店街に中小企業診断士が訪問して実情に即した適切な支援を行っておりますので、ぜひ商店街活性化の一助として活用いただければ幸いです。
新規事業としては、現在十条地区で開催されているチケットを事前購入して参加店で特典が得られる「十条まるっとバル」を区内商店街で実施すべく準備を進めていきます。
商店街を取巻く環境は依然厳しい状況ですが、役員一同、全力を挙げ地域経済の発展、連合会の活性化に邁進してまいります。結びに、会員の皆さまのご商売繁盛とご健勝ご活躍を心より祈念し、総会後のご挨拶とさせていただきます。
令和7年6月17日
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