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「デジタル商品券の普及促進で活気あふれる商店街に」
北区商店街連合会会長
北区商店街振興組合連合会理事長
成川 友英
北振連、北商連の皆さまには、日頃から、商店街連合会の活動にご理解、ご協力をいただき、深く感謝申し上げます。
さて、今年は桜の開花が平年より遅く、4月の新年度の門出を祝うように咲き誇りました。大型連休も好天に恵まれコロナ以前の賑わいを取戻し、全国の繁華街や観光地が賑わいました。また、インバウンド需要も回復し、株価の上昇など経済活動の活性化が見られるものの、諸物価の高騰や円安の進行、不安定な国際情勢など国内経済に影響を及ぼす懸念材料があり、景気の回復は先が見通せない状況です。
国では、昨年11月「デフレ完全脱却のための総合経済対策〜日本経済の新たなステージにむけて〜」を閣議決定し、物価高から国民生活を守るため、物価高により厳しい状況にある生活者・事業者への支援を開始しました。このようななか、北区商店街連合会では、生活支援の主要事業である「区内共通商品券事業」に、新たにデジタル商品券を導入することとなりました。今年度は、紙商品券とデジタル商品券ともに20%のプレミアムを付して、10月に発行する予定です。行政と連携しながら、これまで以上に魅力ある商品券となるよう努めてまいります。キャッシュレス電子決済が普及するなか、デジタル化未対応の店舗の皆さんには、デジタル商品券を積極的に導入していただくとともに、未加入店舗にも商店街への加入促進をお願いいたします。
また、本年度から商店街コーディネーター巡回相談事業を実施し、各商店街に中小企業診断士が訪問して実情に即した適切な支援を行ってまいりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
商店街を取巻く環境は依然厳しい状況ですが、役員一同、全力を挙げ地域経済の発展、連合会の活性化に邁進してまいります。結びに、会員の皆さまのご商売繁盛とご健勝ご活躍を心より祈念し、総会後のご挨拶とさせていただきます。
令和6年6月18日
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